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ソバは日本でつくられるべきではないか
国産玄ソバの生産量は徐々にではありますが増え続けています。
一時12000トンまで落ち込んだ生産量も現在では26000トンあたりにまで回復するようになりました。
一つの契機は手打ちブームを追い風にした、各地方での町おこしによるそば栽培がふえたことです。地産地消が後押しし、ご当地での消費がふえました。
しかしこの26000トンという数字にしても、日本国内で消費される130000トンの2割をまかなう量でしかありません。
日本の食糧自給率39%に比べてかなり見劣りする数字であることはたしかです。
一番の理由は輸入玄ソバとの価格差にありました。
しかし、この状況が大きくかわろうとしています。
原油価格の高騰をうけ、アメリカのエネルギー法で定められたバイオエタノールの増産によりトウモロコシの増産が進み、耕作面積を確保できない農作物の高騰が続きます。
逼迫する穀物市場の影響はソバの市場にも波及し、国産と輸入玄ソバとの価格差がかなり縮まることになってきました。
穀物市場の構図がかわろうとしています。
穀物輸出国は食糧の安全保障の観点から自国を優先させます。
今までの私どもの経験則では予測できないことが、次から次におこっています。
否応無しに、世界規模の地球温暖化対策が緊急に求められます。
わたくしどもにもできることがあります。
生産地と消費地を近づけることです。わざわざ遠く海外から調達するよりも、
地場のものをつかうことにより、よけいな化石燃料の消費、二酸化炭素の排出
を抑制することになります。
地球温暖化に対して優しい考え方です。
おそらくそばは昔から食べられた食べ物です。
日本の四季の移ろいが旬の料理をつくりだし、食文化をはぐくんできました。
そばが郷愁をさそうというのも、私どもに日本の風土を意識させるからです。
国産の原料でそばを食べたいと考えるようになるのは自然です。
私どもは国産原料をつかったそば粉の販売に力をいれていきたいと考えます。
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